小1プロブレムとは小学校に入学したばかりの1年生が教室内で集団行動がで
きず、授業に支障をきたす状態が長く続く問題を言います。最近では、問題が
深刻で国も対策に取り組みはじめました。
小学校を入学するにあたって、この問題を心配している親御さんも多いでしょ
う。わが子がこの問題の張本人になりはしないか、といよりは同じクラスにそ
のような生徒がいることでわが子に影響がでるのではないか、と心配されてい
る方のほうが、実は多いのではないでしょうか。
実際の状況は、じっと椅子に座ってられない、話を聞かずにしゃべりだす、授
業中に立ち歩く、うまくいかないと泣き叫ぶ、いやな教科には取り組まない、
授業中にお茶を飲む、といった問題行動があります。
学級崩壊にもつながる状況があちらこちらで見られるようになり、最近の問題
として話題になり、マスコミなどで取り上げられ、私たちの耳にも入ることと
なりました。その結果、入学前のお子さんを抱える親御さんの心配も増えた訳
です。
この行動の原因が入学前の幼稚園や保育所の教育に原因があるかのように言わ
れ、出身がどこか注目されてしまうようですが、幼稚園や保育所は他の園児と
交わり、世界を広げる場所であって、しつけのすべてが任されている訳でもなく、
必ずしも幼稚園や保育所に原因があるとは言えません。
椅子に座って話が聞ける、授業中は立ち歩かず集中して先生の話を聞く、
というしつけは家庭の教えと習慣の結果、身に着くものです。
幼稚園や保育所に原因を求めるのではなく、まずは家庭のしつけを見直すこと
が、この問題の解決につながるのではないでしょうか。